【中央教室】不安やプレッシャーを取り除き、勉強しやすい環境づくりを!

夏休みのとある授業の際に、生徒のAさんが「もうすぐ学調があるけど内申点に影響したらどうしよう…」とぼそっとつぶやきました。それを聞いた私はすぐさま、県学調の結果は内申点に影響することはないことを伝えたところ、生徒のAさんは安心していつも通り授業に臨んだという日がありました。これから先も何かがきっかけで不安になったりプレッシャーに感じたりする場面があると思います。生徒自身の不安やプレッシャーを少しでも取り除けるよう、プラスになるような情報を提供し、サポートしていきたいと思います。

【中学3年生】段取り八分、仕事二分

県学調はあくまでも日頃授業を担当する教師側の分析のため、また生徒にむけてはどのような単元が身についていてどのような単元の理解が不十分なのかを分析するためのテストであるということになっています。しかし、「県学調の点数が高校に伝わる」「内申点に影響する」など、本来あってはならない県学調の取り扱いを学校の先生に言われてプレッシャーをかけられるという事態も見られているようです。その影響で生徒・保護者ともども県学調終了後もまだピリピリしているというケースも見受けられます。

中3の2学期の内申点が高校に伝わる

県学調は各中学校ではなく静岡県校長会が主催するテストであり、「県学調の点数が高校に伝わる」「内申点に影響する」というようなことはありえません。しかし、11月30日には第2回県学調が控えています。この結果を受験校決定にむけた進路指導の参考にすることは間違いありません。高校に伝わるのは県学調の結果ではなく内申点ですが、その内申点が確定するのが中3の2学期です。中間テスト・期末テストとあわせて第2回県学調に向けた対策も重要です。中1からの学習内容の再見直しと並行して毎日の学校授業にも積極的に参加し、中間・期末テストで結果を出すということまで含めた計画をたてる必要があります。「段取り八分、仕事二分」という言葉があります。計画的に取り組めば、おおむね8割方結果に反映できると思ってよいでしょう。

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