【西山教室】理科の実験・観察はどうやって学習すればいいの?

西山中3クラスの取り組み

塾授業では、学校の授業のように本格的な実験や観察はできません。そこで、西山教室の中3年生に対して、理科の観察の授業はどのように行っているかを紹介します。

先日、塾授業で「生物のつながり」という単元の中の生物の成長と細胞の実験の授業がありました。教科書に出てくるソラマメの根の成長を顕微鏡で見る実験と観察です。生徒からは「ソラマメもないし、顕微鏡もないのにどう学習するの?」と不満・不安顔です。
まず、「ソラマメと根を絵で描こう」と指導します。生徒も「何故?」という顔をしながらソラマメと根をノートに描いていきます。
次に「根に印をつけよう」と指導します。教科書どおりに生徒は印をつけ、その後「ソラマメの根を水に浸し、その後はどうなるのか自分たちで想像して絵を描きましょう」と指導します。
生徒A君は悩みながら根本が成長するように描きます。生徒B君は別の根が出てきて元々あった根に付け足したように描きます。描き方も個人個人によって違うことが分かります。想像力も個人個人によって違うことが分かります。その後、教科書を見ると細胞のふえ方が分かります。実験する前に想像することも楽しいと生徒は理解します。想像力が今度は知識を創造する力となっていくと思います。

知識を理解するため、実験があるのではなく、この実験があるから、創造し知識を理解できるのだと思います。そうすると、科学(理科)を学習・理解するのが楽しくなると思います。

県学調対策 理科編「『実験』と『観察』そしてノートまとめ」

理科の分野は、「物理的分野」「化学的分野」「地学・天文学的分野」「動物・植物的分野」の4つで構成されています。
教科書の構成は、上で挙げたどの分野についても「実験」や「観察」が大きなテーマになっています。
それぞれの単元について、実験・観察の方法や、その実験・観察によってどのような事を学ぶ必要があるのかが書かれています。
教科書で取り上げられている各単元の実験・観察についてノートに克明にまとめ直すことで、何を学ぶべきかが身についてきます。
できれば、その実験・観察の内容を教科書の図を描き写すところまで取り組んでください。
また、インターネットを活用してその単元に対応した動画などを見ることができれば、より一層学習効果があがります。

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