【西山教室】生徒の生活を整えるために
授業時刻を早めます
西山中3クラスでは、8月中旬から授業開始・終了時刻を早める運びとなりました。これまでは19:30~21:30であったのを、18:30~20:30を授業時刻とし、2学期に入ってからも続けていきます。
変更した理由の一つとして、下記のように睡眠時間を確保するというものがあります。
先々週の記事にも書きましたが、生徒D君が「学校から帰った後、寝てしまった」と遅刻していました。
そこで、「なんで寝ちゃったの?」と尋ねたところ、前日に夜更かしをしていたからということが分かりました。
そこで、授業時刻を早めることを提案したところ、最初は「今のリズムを崩したくない」と乗り気ではありませんでしたが、「今のリズムのままだと、むしろ危ないよ」と継続的に話し合いをした結果、生徒D君も納得してくれました。
勉強面だけでなく、生徒の生活面においても気を配っていきたいと思います。
志望校合格に向けて、夏休み中に生活のリズムを整えよう
中学生の生活リズムを聞き取ってみると、学校がある時でも12時過ぎ〜1時ごろに就寝するという生徒が数多く見受けられます。睡眠時間についても聞き取っていくと、大体5〜6時間程度であると答える生徒がほとんどです。
8時間の睡眠をとろう
脳の回転をよくするためには、一般的には8時間の睡眠が必要だと言われています。
しかし、今の中学生は5〜6時間という短い睡眠時間で、大変厳しい生活リズムのもとに過ごしていることになります。
このような生活では脳のはたらきが不十分な状態になってしまいます。
さらにこの夏休みは、生活リズムが悪い方向に傾く生徒もまた多く見受けられます。
1時前後に就寝する場合、8時間の睡眠を取るとすると起床時刻は9時ということです。
夏休みの期間に起床時刻が9〜10時になってしまう生徒がたくさんいます。
2学期に入って学校が始まれば、おそらくほとんどの生徒がまた6〜7時起床というパターンになるでしょう。逆算すると、少なくとも10〜11時に就寝する習慣が必要になりますね。