【虹の風メソード】「テスト」との向き合い方

2023年7月25日 2023年7月25日

虹の風学修館では、令和５年度から新しい取り組みを展開しています。
「テストの点数を追いかける」ということから脱却し、
◆学校授業に積極的に参加する
◆教科書の内容を細部までノートにまとめる
この２つをいかに生徒に伝え育てるかということを大きなテーマとしています。

今回はこの取り組みの理由を、「追いかけない」としたテストへの向き合い方にふれてお伝えします。

日頃の取り組みはテストにどう反映されているか

学校の定期テスト（中間テスト・期末テストなど）は出題範囲が指定され、範囲表で「学習のポイント」が具体的に明示されます。
生徒が定期テストを受けたあとで問題ひとつひとつを分析していくと、
◆この問題は教科書の〇ページから出題されている
◆この問題は〇ページをきちんとやっていればできた問題だった
というように、出題の根拠が教科書にあるということがみえてきます。

「テストの点数を追いかけない」は「テストは見ない」ではありません

虹の風学修館では、テスト反省を次のテストに向けた取り組みにどうつなげればよいか、ということを丁寧に考えていきます。
課題の洗い出しを行うために、講師が主要５教科（数学・国語・英語・社会科・理科）のテスト問題を分析します。テスト分析の結果を生徒の教科書ノートまとめの内容を見たり学校授業への積極的参加の状況について聞き取ったりしたものとあわせて、生徒・保護者と共有します。

◆毎日の予習　
◆学校授業への積極的参加　
◆帰宅後、今日の授業内容のノートまとめ直し　
◆その日のうちに確認すべきワークへの取り組み

学習習慣の定着を目指しながら、「どの取り組みのどの部分の改善をはかればよいのか」についての課題を明示したレポートを生徒・保護者・講師の三者面談で説明・共有し、次のテーマを見つけていきます。