【語ろう!虹の風メソード】浜松北高校合格体験記2023(2)迷いと確信
虹の風学修館は、令和5年度「虹の風メソード改革」に取り組んでいます。
虹の風学修館の取り組みをより深く知っていただくために、『にじなび』初の連載企画に挑戦することにしました!
夏休み特別企画「塾長×教室長 語ろう!虹の風メソード」
令和5年度入試で浜松北高校への合格を勝ち取った生徒K君の取り組みをテーマに、虹の風メソードを大事に育ててきた塾長の小澤と、住吉本部教室長の向高の対談形式でお届けしています!
ただの合格体験記には収まらない、知ることの楽しさ・考えることの面白さをつかんだK君ならではのエピソードです。
少し長めの内容です。夏休みの勉強の合間にお読みいただけましたら幸いです。
◆これまでの記事◆
【語ろう!虹の風メソード】浜松北高校合格体験記2023(1)挫折から覚悟へ
迷いと確信 ずっと自分と戦っていた
向高
合格を祝う会で実施した卒業生インタビューに協力してもらったときにも言っていましたが、中3の最後のほうは余力があったんだそうです。
ただ2年生の頃には、自分のやり方に迷いが生じたこともあったようです。学校内のテストで1番をとったことがなく、2・3・5番と順位を落とし「この取り組みで正しいのか」という迷いにもがいているような様子が見受けられました。
小澤
向高先生は、当時も「信じて取り組むようにK君に声をかけ続けているところだ」とよく言っていましたね。
向高
3年生になったときにはこれしかないと確信できたようでした。まわりの友達は問題集をたくさんやっていたようですが、周りと比べてどうか、という言葉は全くと言っていいほど聞かなくなりました。余裕の表情のまま上位に食い込んでいましたね。
きっと高校生になった今でも同じように自信をもって頑張っているんじゃないかな、と思います。
小澤
K君が迷いの時期を脱却して信じて取り組めるようになったのは、向高先生との対話があったからでしょう。
向高
もちろん彼だけでなく、生徒一人一人、その時どきの表情も見ながら根気よく対話を続けるようにしています。学習習慣が身につくまでというのは本当に回り道で、時間がかかります。迷いから抜けられない可能性もあるし、成果を実感する前にやめてしまう可能性だってもちろんあります。
迷いの表情がみえる生徒には、「身についてくれば揺るぎないものになるから結果がすぐ出なくても信じて続けよう」と繰り返し声をかけ続けます。
小澤
過去の卒業生たちを見ていても、中1・中2のころは生徒・保護者ともに虹の風学修館の取り組みを理解してくれるものの中3の夏が近づいてくると競争意識が芽生えてきたり問題対応能力だけで入試に勝とうとする気持ちが出てきたりする生徒もいたように思います。
K君は乗り越えたんですね。
向高
学校のテストや学力調査研究会の模試でつねに上位だった過去の生徒達でも「他の塾は…」「友達は…」と周りと比較して悩んでいました。K君は、とにかく「自分と戦っていた」んだと思います。
彼の場合はもともとまわりをあまり気にしない性格だったので、それもよかったのかもしれません。
次回に続きます
この続きは来週以降の「にじなび」をお楽しみに!
次回のみどころは「授業の大切さ」です。ご期待ください!
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