【高丘教室】後ろ向きでは前には進めない。
7月に入り学校での三者面談が始まっている頃です。
中3生の三者面談では生徒以上に保護者の方が気にかけていると思います。
講師「学校での面談はどうだった?」
Aさん「今のままで大丈夫だけど、夏休みは気を抜かずにしっかりやるようにって。」
Bさん「いいな。私は夏休みに人一倍勉強しないといけないって言われた。」
講師「なるほど。じゃあ『やらなければ下がる』ではなくて『やれば上がる』って考えたらどう?」
Bさん「それなら少しはやる気が出そう。」
講師「よかった。一緒に頑張ろうね。」
受験生とはいえ常にやる気を保っているわけではありません。生徒の話を聞くことによって少しでもやる気が出てくれれば講師としてもうれしく感じます。
三者面談で厳しい言葉をかけられたら
中3生のみなさんはおそらくこの夏休み期間に担任の先生との二者面談、あるいは保護者もあわせた三者面談が予定されている、またはもうすでに面談が済んでいるはずです。
「先生から厳しい言葉をかけられました」
毎年この季節になると、生徒・保護者からの相談を数件いただきます。その相談の多くが、面談の場で先生に「今の成績では希望の高校は夏休みに相当頑張らないと到底無理だぞ」というようなかなり厳しい言い方をされてきた、というものです。
前向きな気持ちで未来を見よう
たとえ中3の1学期の定期テストが希望の高校に届かない点数だったにしても、通知表(内申点)の評価が低かったにしても、まだ入試までには半年あるわけです。
学習相談の経験や模試結果の推移についてのデータからわかることは、15歳の子どもたちは半年もあれば大きな変化を見せてくれる、ということです。
ネガティブな言葉をかけてこの先の未来を暗いものにするより、ポジティブに考えて明るい方向を目指すほうが結果に結び付くことは明確です。学校の先生の冷ややかな言葉がショックだったとしても、それを覆して希望の高校を受験して合格を勝ち取る!という気持ちをしっかりと持つようにしてください。
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